事業部の移動に伴うオフィスの増床案件。設計の前段として、数年前別階で実践されたABW(Activity Based Working)の利用頻度が低く、個人席以外の利用に抵抗があるという会社の体質があった。レイアウトの中心となった社員席と業務委託席の中間に、双方で打ち合わせや作業が可能な共有部を設けることとなったのだが、体質を考慮すると、極力個人席と仕様を統一した方が良いという判断になった。印象自体は消えていいのだが、そのままでは共有部の範囲が分からないので、道路の区画線のように周囲をライトグレー
のタイルカーペットで囲った。全体を通して表現が消えたことで建築の周りを囲む植栽が意匠の中心となった。


用途  オフィス
完了  2021年
場所  東京都千代田区2番町
面積  970㎡